世界自然遺産「屋久島」に自生する
樹齢千年以上の非常に希少な杉

屋久杉

千年以上の時を経た屋久杉

森深くに太陽の恵み少なく、栄養分の乏しい花崗岩の山地に根ざし、ゆっくりと長い時をかけて成長しました。
自然豊かな屋久島の森の厳しい環境の中、風雪に耐え千年の時を経た屋久杉は、他の杉にはない非常に複雑で緻密な木目と多くの油分を含む、とても神秘的で美しい巨木となりました。

伐採の禁止
入手は困難

屋久杉は現在伐採が禁止されており、屋久杉の原木を仕入れるためには、国の管理の下で行われる「入札」を利用します。入札には入札権を持った者のみが参加することが出来、原木の仕入れを行っておりました。
しかし2019年3月に入札制度も終了となり、屋久杉の入手自体が困難となりました。
現在は残存する屋久杉を使用し、製品の製作を行っています。

製材で現れる断面には、自然が生み出す神秘の美しさと深く広がる優しい香りが現れます。
その美しさと希少性から「木のダイヤモンド」と呼ばれています。

木肌

職人の目利き

原木は外側から見ても中がどうなっているかはわかりません。美しい木目になるかどうかは、職人の目利きが非常に重要です。
木肌を見て、切り口を見て、外側から細部まで見ていき巨木の中がどのようになっているかを見極める、非常に難しい作業です。
この入札で良い材料を仕入れが出来るかが決まります。

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